アフターピルが必要!となった場合、日本の場合は、処方薬ですので医師の処方が必要です。
今、日本では、「受診方法」と「薬の受け取り方」の組み合わせは3パターンあります!
それぞれの受診方法別の検索方法をまとめましたので、参考にしてみてください。
緊急避妊薬の「受診方法」と「薬の受け取り方」の組み合わせは、3パターンあります
病院・診療所の受診方法 | 薬の受け取り方法 | |
---|---|---|
① | 対面診療(直接行く) | その場で受け取る |
② | オンライン診療(ビデオ通話) | 薬局に取りに行く |
③ | オンライン診療(ビデオ通話) | 自宅に配送 |
▼オンライン診療について知りたい方はこらら
では、受診方法の特徴を書きますので、ご自分にあった方法を探してみてください。探すのは少し大変かもしれませんが、いずれかの方法できっと見つかると思います!
1. クリニック・病院に対面で受診して、その場で薬をもらう
良い点
・その場で確実に薬をもらえる
・現金で支払える
不便な点
・地域によっては、近くに婦人科がない場合もある
▼厚生労働省のウェブサイトを参考に、緊急避妊薬に対応している医療機関を検索可能にしました▼
2. クリニック・病院にオンラインで受診して、選んだ薬局に薬を取りに行く
良い点
・近くに婦人科がなくても対応薬局があれば、取りに行ける
・薬局なら未成年や若年の方でも行きやすい
不便な点
・受診するクリニックと取りに行く薬局、2箇所の予約を取らないといけないので少し複雑
・オンライン診療の決済の際に、クレジットカードやPayPayなどが必要(薬局での支払いは現金でOK)
薬局に取りに行く場合の流れ
- 薬局予約年末年始に対応してくれる薬局を探す→薬局に電話して来店予約しておく
- クリニック予約オンライン診療のクリニックを予約する
- オンライン診療予約時間になったら、オンライン診療を受ける(処方箋を送ってほしい薬局名を伝える)
- 薬局へ行く薬局に行って緊急避妊薬を受け取る(お薬の説明を受ける)
3. クリニック・病院にオンラインで受診して、薬を宅配してもらう
良い点
・スマホのビデオ通話のみで完結
不便な点
・薬の配達に1日〜かかるので、診療後から受け取りまで時間がかかる
・自宅など、配送されたら困る場合は利用できない
・万が一、再配達になったら間に合わない
・オンライン診療の決済の際に、クレジットカードやPayPayなどが必要
突然の「妊娠不安」…。まずは、誰かに相談したい(メールや電話)
■不安な気持ちをまずは聞いてほしい
■どうしたらいいかわからない
■緊急避妊薬を服用すべきかどうか悩んでいる
■医療機関に問い合わせしづらい事情がある
という場合はこちらにご連絡してみてください。年末年始も相談受付をしている団体です。妊娠不安や妊娠葛藤の専門の女性スタッフが対応してくださいます。
避妊の失敗や性的トラブルは、どんな人でも起こりうることです。自分を責めたりする必要はなく、今、まずは、ご自身の身体のこと一番に考えて、相談をしてみてくださいね。
◎電話相談:年中無休、16:00~24:00(受付は23:00まで)
◎メールでの相談:年中無休、24時間受付
◎面会・同行支援、関係施設や協力団体への紹介も行なっています。
◎医療・福祉系国家資格保持者で構成された相談チームが対応しています。
ホームページ https://nsost.jp/
「同意のない性行為」だった場合、どうしたらいい?
①性犯罪被害の方が、アフターピルを望む場合は、医療費助成により無料となります。
→医療費等の助成・病院の紹介・カウンセリング
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/sodan/shien/higai/support/josei.html
②望まない性的な行為は、すべて性暴力です。
まずは、ワンストップ支援センターに相談を。
→電話 #8891(早くワンストップ)
→性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/index.html
▼「性的同意」については、こちらをご覧ください。
知り合い同士の出来事であっても、モヤモヤする場合、納得がいかない場合は、遠慮なくワンストップセンターに相談してみてくださいね。
年末年始は、医療機関がお休みのところも多いですが、受診できる方法もあります。不安になってしまうかもしれませんが、焦らなくても大丈夫。あきらめないで、あらゆる方法を検討してみてください!